職場風景
職場風景(1)
鉄道土木工事 (鉄道近接工事 立坑掘削)
工事件名 牛浜・福生間9K074m付近志茂こ道橋新設工事
当社が携わった鉄道下部横断(アンダーパス構築)の関連工事です
竪坑をひたすら掘りました
深さ約14mまで掘りました
掘った土の量は約1200m3、学校のプールの約3つ分でした
大きなクレーンで吊り上げたり、下げたりします
上げ下げするのは、バッカンという大きな箱
バッカンを穴の中に下げていきます(スライ、スライ)
※スライ、スライはクレーン車に出す合図です
どんどん下げていきます
どんどん下げていくと、底が見えてきました
底にはショベルカーがいます
このショベルカーで土を掘って、バッカンに土を入れます
バッカンが土で一杯になったら引き上げます
地上まで引き上げたら、ダンプーに土を積み込みます
この作業の繰り返しでひたすら掘りました
(バッカンを使う前は、掘り始めは普通のバックホー、その次はスライドアーム機を使用しました)
バックホーは皆さんおなじみの機械です
スライドアーム機は深い穴を掘る形式です
(写真は参考です)
職場風景(2)
安全教育訓練の様子
高所作業車講習
安全に作業をするためにいろいろな専門知識を身につけなければなりません
今日は高所作業車を安全に操作するための講習です
サコスさんの川崎営業所でお世話になります
いろんなところを確認します
こんなに高いところまで上がります
軌陸車講習
今日はレンタルのニッケンさんの松戸営業所で講習を受けます
踏切から線路に入る訓練です
多くの現場では、現場近くの踏切まで自動車として走行してきて、
踏切からレールの上を走行するようになります
写真はダンプ車タイプです
クレーン車のタイプもあるんですよ
軌陸車脱出訓練
今日はサコスさんの浦安営業所で講習を受けます
軌陸車脱出訓練です
軌陸車が故障しっちゃたら?
ゴメンナサイではすみません
何としてでも線路から軌陸車を出します
手動ポンプで油圧装置を作動させます
手動操作の方法の説明を受けます
手動ポンプでここまで車体が上がりました
あとは車体の向きをかえて脱出です
職場風景(3)
鉄道軌道工事 (4頭式タイタンパによる軌道整備)
工事件名 厚木海老名間15k520m付近こ道橋新設その他工事
線路の保守をするために特別に改造された重機です
線路上を走行できるようになっています
(軌陸重機と呼んでいます)
弊社ではこのような軌陸重機を使用して多くの仕事をこなします
職場風景(4)
鉄道土木工事 (エレメント牽引工法付帯土木)
工事件名 大崎上床エレメント開削工事
難易度の高い工事でした
地上を山手線と道路(補助163号線)が走り、その上を横須賀線が跨ぎ、
さらにその上に新幹線が走っています
新幹線、横須賀線の終電車が終わってから、
赤線の部分にトンネルを作っていく工事です
立体的にみると線路、道路、歩道橋、高層マンションがひしめきあう場所です(Google earthより)
現場の状況を資材置場に再現して、事前に模擬施工を行い、施工方法に不備がないかを検討して、本番に望みます
最終電車が終わってから、新幹線の高架橋に影響しないよう慎重に工事を進めます
模擬施工のかいもあり、無事施工完了しました
職場風景(5)
鉄道施設 土木軌道複合工事
工事件名 門沢橋・社家間小町橋りょう改良その他工事
弊社一社で土木施設構築、軌道監視、軌道整備を行いました
この小さな橋の下を流れる用水路を地中化し、橋を撤去します
既設の水路を撤去した後、管を線路の横から推進させまます
水路を先に地下化させます
水路の地下化ができれば、いよいよ橋の撤去です
橋桁と枕木を取り外し、橋台(橋桁を支えている部分)も撤去します
橋に関するものをすべて撤去し終わったら、
マクラギ(コンクリート製)を取り付けます
砕石を敷きならしたら、締固めを行い、電車が通れるようにします
完成しました
橋のない線路になりました
職場風景(6)
鉄道施設 建築工事
工事件名 海芝浦駅上屋撤去その他工事
昭和の風情が漂う駅の屋根(上屋)でしたが、
老朽化のため、屋根と壁を取壊し、柵をつけることになりました
屋根と壁がなくなり、目の前は空と海です
大変、開放感のある駅です
是非一度、お越しください
改札に向かう途中の階段も
ずいぶん老朽化していましたが…
目の前が、海になりました
職場風景(7)
鉄道施設 建築工事
工事件名 倉見駅多機能トイレ新設その他工事
皆様が快適に利用できるよう多機能トイレを新設することになりました
建物と建物の間でしたが、コンパクトに出来上がりました
職場風景(8)
鉄道施設 建築工事
工事件名 堀之内駅改修工事
この工事は、当社がたくさんの協力業者さんと親交を深められた
大変思い出深い工事でした
古い駅舎は戦時中(昭和17年)に建てられたのだそうです
昭和風情の外見とは違って、駅の中には今時のコンビニがありました
工事は古い駅舎を残しながら、両側から新しい建物を建ててきました
工事が進むたびに、お客様が歩く通路をこちら側にしたり、あちら側にしたりと
駅を営業したままでの工事です
お客様に危険なことがないよう十分な対策を取りながらの工事を進めます
広々としていた改札口も工事中は少し窮屈になってます
新しい建物の内部では内装工事が進んでいます
壁を作るために金属製の柱(LGS)を立てて骨組みを作っていきます
骨組みができたら壁板(石膏ボード)を貼って壁ができます
工事が完成しました
駅が3階建てのビルになりました
改札口も、ググっとおしゃれになりました
同じ駅とは思えませんね
工事中お休みだったコンビニも復活しました